濃厚接触者のPCR検査結果とその後の状況
父がコロナに感染し、濃厚接触者の私たちがやっとPCR検査を受けた後の話です。
【発症11日目(1月5日)】
朝、PCR検査を受けた病院から電話。
「結果、陰性でした」
ホッとしました。
同居していたのにもかかわらず、まさかの陰性。
子供たちが少し鼻水が出ていたので、もしかしたらこれは症状なんじゃないかと思ったり、通年鼻炎持ちだからいつものかもと思ったりしていました。
PCR検査をした病院でも同じように話はしておきましたが、鼻水もコロナの症状でもありますと言われてドキドキしていました。
陰性と結果が出ても、保健所からの指示では最終接触日から2週間の自宅待機となります。
学校や仕事が始まりますが、3日間はお休みすることになってしまいます。
【発症12日目(1月6日)】
父は抗体検査の結果、抗体ができていた。
しかしLAMP法が陰性にならず、基礎疾患があるためあと一週間は入院が必要と言われた。
本当なら学校も仕事も今日からだったが自宅待機のため、今週は登校、出社できないことは連絡済みだった。
学校に関しては電話連絡できるものの、登校班には本来なら連絡ノートを持っていくことが必要。しかし、接触できないため、登校班係の保護者に連絡する。
ここで、コロナの話をするのは迷ったが、連絡ノートも渡さず3日間休むにはそれなりの理由が必要になる。
仕方がないので、濃厚接触者で2週間の待機期間になっているため、今週は登校できないと伝える。
午後、担任の先生から連絡が入る。
学校としては、コロナのことは言わず、生徒たちにはお家の用事でお休みと伝えてある。登校できるようになったら、特にコロナとは言わないで大丈夫ですと言われた。
学校の配慮。
自分ではそんなに深く考えていなかったが、コロナの濃厚接触者というだけでもしかしたら「いじめ」の対象になってしまうのかもしれないと怖くなった。
【発症15日目(1月9日)】
父の熱が下がらなく点滴を受けていると連絡があった。
1月6日にはそんな話はなかったので、おそらく翌日7日から発熱しているんだろうと思う。
本人から連絡があるから、辛いとかはなさそう。
父からは血液にばい菌が入っていると先生に言われたが、原因はわからないという。
父は、去年11月に前立腺肥大の手術をしたあと、謎の微熱が1週間くらい続いたことがあった。
そのときも原因はわからず、何かに対してアレルギー反応を起こし、熱が出ている可能性がある。抗生物質が体に合わなかったのかもしれないと言われていた。
今回、血液にばい菌…
おそらく細菌性の発熱ということだろうから、コロナ(ウイルス性)とは関係ない発熱なんだろうと思う。
しかし、この熱が下がらない限り退院はできないらしく、まだ入院生活が続きそう。
【発症16日目(1月10日)】
点滴が効いているのか、少し熱が下がってきているようだ。
味覚障害も匂いがわからないが、甘い、辛いは何となくわかるらしい。一番酸っぱいのが分かりやすいらしい。
少しずつだが味覚障害も回復しそうだ。
【発症17日目(1月11日)】
熱も下がっているようで、安心。
朝、再度のPCR検査とレントゲンを撮ったようだ。
夕方、PCR検査の結果「陰性」となったが、レントゲンの結果「肺炎」を起こしていると言われた。
ここ数日の熱はばい菌のせいではなく、肺炎だったことがわかった。
ばい菌とは何だったのか…
しかし、コロナは陰性となったおかげで、肺炎さえ治れば退院できるらしく、今週には退院できるようだ。
私たち濃厚接触者は今日から外出できる。
やっと外に出られると思ったところで、緊急事態宣言で食材の買い物のみ。
明日からはやっと登校、出社ができるが、2週間の運動不足で初日はすごく疲れそう💦
まとめ
今回、父がコロナに感染したことにより、2週間の自宅待機や自分や子供たちが発症しないかと不安になったり、父が重症化しないか不安になったりと心労が半端ない状況でした。
しかも、濃厚接触者で陰性であっても、2週間の自宅待機は本当に苦痛。
これが、私たちの場合は年末年始だったので、実際休んだのは、学校は3日間、仕事は4日間だけで済みましたが、普通の日だったら2週間休むことになると、どれだけ授業が遅れてしまうか、どれだけ仕事に迷惑をかけるか…
考えただけでも恐ろしいです。
今後も感染対策をしっかり行い、不要不急の外出は控えていきたいと思います。