父親、いよいよ手術です
こんにちは。
専業主婦からシングルマザーになり、二人の女の子(9歳と6歳)と実家に戻り父親と4人で暮らしているfufuママです。
とうとう、手術の日です。
さすがに前日の夜は、不安で不安でまったく眠れませんでした。
朝から父親の病室に行き、手術に呼ばれるまであまり気にしすぎないように他愛のない話をしていました。
父親も不安であまり眠れなかったようです。
病院の中庭できれいに咲いていました
手術の時間
父親の部屋か、デイルーム(談話室)に待機と言われどこにも行くことができません。
幸い、父親は個室なのでテレビを見て待っていました。
テレビを見ているから一見なんでもない光景なんですが、時間を見ながら今手術が始まったね。この時間ならまだやめるかどうかはわかってないよねとか、一緒に待っていた兄と話しながら過ごしていました。
あまり何も考えられず、ぼーっとネットを見ていたりしていましたが、院内放送が流れるとうちじゃないよね…とちょっと名前が呼ばれるまで静かにしていたりとなんだか落ち着かない状態でした。それでも一人で待っているよりは兄が一緒に待っていてくれて安心でした。
今回、姉は仕事で夕方父親の手術が終わる頃に来るといい、私も会社に行って大丈夫だよと言ってくれたのですが、不安で仕事が手につかなそうなので休みをとって病院で待機することを選びました。
移動
大きな手術なため術後は集中治療室に移動することになるので、一度荷物をすべて部屋から出してください。と言われあわてて移動の準備をしました。まだ手術は終わっていないのでそのまま、また談話室でずっと待っていました。
手術が終わり自発的に呼吸ができれば個室に戻る、状態があまり良くなければ集中治療室にいくと言われていたので、あまりよくないのではないかとドキドキしていました。
手術後の説明
やっと医師からの説明を聞けたのは、手術開始から約10時間も経過していました。途中、子供たちをむかえに行きそのまま病院で待機していましたので、子供たちも一緒に説明を聞きました。
『ひとまず癌を切ることは出来ました。』とまずは一言(長時間医師もご飯や休憩をせずに手術していただき、休みたいところを家族への説明。本当にありがたいことです。)
切り取った肺の一部も見せてもらいました。この肺を見る限り『扁平上皮癌』であると思いますと言われました。
手術はもしかしたら切れずに閉じるかもしれないと言われていたので、切ってもらえただけでも良かったと思います。
あとは、目が覚めてからどうなるかです。きっと一度はICUに入りますが麻酔の先生の判断になるので、ということでまたICUの看護師さんに呼ばれるまで待機です。
『扁平上皮癌』
この癌の主な原因は喫煙です。
父親は20年以上前にたばこをやめていました。しかし、一度悪くなった肺はよくならない臓器だと言われました。
切り取った肺を見せていただきましたが、黒い点々がたくさん見えそれがタバコによるものだと言われました。
父親の顔を見れて安心
待機からさらに1時間経過したころ、看護師さんに呼ばれやっと父親と対面できました。
まだ酸素マスクで酸素を送ってもらっている状態でしたが、意識はありうなずくことができていました。一緒に手術してくださった医師もいらしてくれていて、とてもいい状態だと説明してくださいました。
ただ、父親はだんだん麻酔が切れてきているらしく、痛いと訴えていました。すぐに痛み止めを打っていただきましたが、看護師さんに父親は自分からあまり痛いと言えない人なので、すいませんがよろしくお願いしますとお願いしてきました。
最後に
昨日は、朝8時半に病院に行き手術室へ見送りやっと手術が終わり説明を聞けたのが夜7時でした。父親に会えたのが夜8時で、それまで子供たちも一緒に待機していたので帰ってからは猛ダッシュでお風呂に入ったり明日の準備をしたりして、布団に入った瞬間に寝息が聞こえてきました。病院では静かに過ごすように言い聞かせていたので二人ともよく頑張りました。
これから父親は、傷口の痛みと闘いながらリハビリを行っていくことになると思いますが、とにかく無事に手術が終わってホッとしました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨