別居前に準備したこと その6 持って出たもの
↑父親を散歩へ連れ出したときに、並木道の花壇に咲いていました。地元の中学校の生徒がお手入れしているようです。
最後になりますが、
戻らない覚悟で家を出るときに、必ず持っておいたほうがいいものがあります。
それは、財産に関するもの。
相手の通帳や印鑑を持ち出せというのではなく、別居時の財産を証拠として残しておけるものであればいいと思います。
1、婚姻期間中に利用していた通帳のコピー
財産分与をするときに別居した日の財産を基準にします。
そのため、コピーを取っておけば相手が別居後にお金を違う口座に移したり使ってしまっても別居した日にあったことが証明されます。
2、相手の個人口座の通帳のコピー
個人口座なので財産分与に当てはまらない可能性もあります。
ただ、もし公正証書や裁判で養育費を取り決め、相手が支払わなかったときわかっている口座があるほうが強制執行をかける口座の候補になります。
3、相手の給与明細や源泉徴収票のコピー
これは婚姻費用や養育費を決めるために必ず必要になります。
4、相手と自分の課税証明書
別居前に市役所でお互いの課税証明書を取得しましょう。
できれば2通くらいあったほうが便利です。別居してしまうといくらまだ戸籍上夫婦でも世帯が違うと取れなくなってしまいます。
相手の収入証明や自分の収入証明に利用できます。
それと別居後、別の市へ引っ越したとき相手と自分の収入を提出しなければいけません。
そのために必要になるので、先にとっておきましょう。
最後に
私の場合は、この4つにプラスして、不動産権利証の原本を持っていきました。
別居後に勝手に売却されないようにです。
自分で持っていると何かと文句が出そうだったので、持ち出してすぐ弁護士に預けました。
(結局持ち出していてもいざ売却するときまで、全く気付いていませんでした💦)
これで別居前に準備したことは終わりです。
あ、あと一つ
郵便物の転送手続はしておきましょう。
数日かかるので、別居後からすぐ届くように、日付指定するといいですよ。