破産者マップの恐怖。閉鎖になってよかったと思う。
こんにちは。
今日から長女のお弁当が始まりました。昨日最後の給食にはデザートにバニラアイスが出たと喜んでいました。でもなぜか、高学年はいちごアイスだったようです。なんで学年でアイスの種類が違うのかしら…
今日はちょっと真面目な話です。
破産者マップなるもの
みなさん、破産者マップが最近ニュースになっていたのをご存知ですか?
過去10年間の破産された方が、地図で示されていました。もちろん名前検索もできたようです。話題になってからサイトがアクセスしにくくなっていました。
破産情報
破産すると官報という新聞に名前や住所が掲載されます。
これは新聞なので、売っているところに行けば買うことができます。
けど、一般の方がわざわざ買うような新聞ではないです。売っているところも限られています。
なので、破産される方もあまり一般の方には知られないという安心感があります。
破産するということ
何かの理由で借金が増え、もうどうしても払っていけない方が破産します。
破産すること自体は、いろんな理由がありますが最終的には裁判所が判断するので公平ではあります。
破産者マップの恐怖
破産をしたということはあまり言いふらしたいことではないですよね。
たとえば就職するとき、法的には破産したからといって断ることはできませんが破産していることが会社にわかれば違う理由をつけて不合格になる可能性はゼロではないです。
とくに、破産手続き期間は就けない職業もあるので、そういう職業は一度破産していると信用問題で就くことが難しいかもしれません。
でも、いままでは破産したことは官報にしか掲載されないので、誰が破産しているかなんて一般の方が知ることはなかったし、調べることも難しいです。
それが今回、この破産者マップで誰でも見れるようになっていたんです。
興味本位で自分の近所の地図を見れば、破産した方の家にマークがついていてカーソルを合わせるだけで、名前が出てくる。
誰にでも見れる…
子供でも見れるんです。もし子供が興味本位で地図をみて、お友達の家が破産者マップに載っていたら、いじめの対象になるかもしれません。
こんな恐ろしいマップが出来上がっていたんですね。これ法的にどうなのなのだろうか…と思っていました。
破産者マップ閉鎖へ
今日、ヤフーのトップニュースに『破産者マップ閉鎖 運営者謝罪』と出ていました。
閉鎖が決まったようです。
破産された方はほっとしているんではないでしょうか。
最後に
私が破産したことがあるわけではありませんし、破産することがいいとか悪いとかの話ではないです。
破産するということは、それはいろんな事情があるので、誰かが何かをいう立場ではないと思っています。もちろんお金を貸した側は大変だとは思いますが。
ただわざわざマップにして情報開示しなくてもいいと思っていたので、今回ブログに書かせていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。