別居後の手続き~婚姻費用の請求~
こんにちは。
専業主婦からシングルマザーになり、二人の女の子と実家に戻り父親と4人で暮らしているfufuママです。
別居後、まずは自分の役所回りを終えたら、次は支払いの変更と婚姻費用の請求です。
携帯電話や保険料等の支払い方法の変更
みなさんは携帯電話代は、口座振替ですか?コンビニ払いですか?
家族割などがあったとき、携帯の契約者は自分のままだけど、振替口座を夫名義に変えていたりしてないですか?
別居をしたら、すぐに自分の口座からの支払いもしくはコンビニ払いなどにして、夫からの支払いを変えましょう。
保険料も同じで、契約者が自分の生命保険や医療保険でも、夫からの口座振替になっていることが多いと思います。自分の保険は自分の口座からの支払いに変えましょう。
変える理由は、婚姻費用をもらうときにつべこべ言わせないためです。それだけではないですが、相手がいじわるで携帯料金を払ってくれなくなると困りますので、変えておくことをおすすめします。
婚姻費用とは
離婚する前の夫婦は、別居する前と同じ生活ができるようにお互いが負担することになります。これは離婚するまで続きます。
もし妻が専業主婦で夫に収入がある場合、夫が妻の生活費を別居していても負担することになります。
では実際いくらもらうことができるのでしょうか。
裁判所が基準となる算定表を作成しているので、参考にされるといいと思います。
http://www.courts.go.jp/tokyo-f/vcms_lf/santeihyo.pdf
婚姻費用の請求
算定表で自分がもらえる金額がわかったら、交渉しましょう。
このとき、相手が「俺はお前の携帯代を払ってやっている」「保険を払っている」「今でも色々負担している」なんて言ってきたら、全部自分で払っていると言ってやりましょう!そのために、婚姻費用を請求する前にすべてを自分の支払いに変えておくのです。
私の場合がこのパターンでした。絶対色々文句を言ってくるのがわかっていたので、何も負担させてないと言ってやりましたw
変更していなかった場合、実際にもらえる金額から相手が負担している携帯料金等を差し引いて支払われることになることもあります。
婚姻費用分担請求調停
交渉では支払ってもらえない場合、調停を利用してもいいと思います。
弁護士にお願いしなくても、調停は自分でも申し立てができます。
家庭裁判所に書式もおいてありますし、裁判所のホームページにも書式はダウンロードできるようになっています。そして丁寧に申し立て方法も記載されているので、自分でできます。
私の場合は、調停の申し立てまでしましたが、申立書が相手に届いたときに相手が怖くなったのか支払ってきたので、取り下げました。
最後に
私は別居したときは専業主婦で、まだ仕事も決まっていなかったので相手に払ってもらえてなんとか生活できました。
婚姻費用は別居してからでないと請求できないので、別居したら子供たちの生活のためにも早めに請求しましょう。
また、離婚の話が進まないようでしたら、同時に離婚の調停(夫婦関係調整調停)を申立てしたほうがいいかもしれません。
離婚は結婚の数倍大変ですが、子供がいる場合はとくにきちんと決めてから離婚しましょう。